夏の甲子園初戦で白樺学園が東日大昌平に1-2で逆転負けを喫しました。
中盤までリードを保ちながらも、終盤に粘り強い攻撃を許して惜敗。接戦を落とした背景には何があったのか、試合展開と相手の執念に屈した敗戦の理由を詳しく分析します。
白樺学園、中盤までリードも東日大昌平に1-2で悔しい逆転負け
東日本国際大昌平 2―1 白樺学園
9回表に勝ち越し点を許し。惜しくも初戦敗退となりました。
開幕戦を戦った南北海道代表の札幌日大と同じく、ベンチ入りメンバー20人全員が北海道出身。オール道産子で臨んだが、ともに初戦で姿を消すことになった。道勢は、駒大苫小牧が3年連続決勝進出を果たした翌年の07年以降、19大会中13大会で南北ともに初戦敗退。野球人口減少に加え、道外校へ入学する中学生が増えたことも重なり、亀田監督は「北海道の子だけでやるのは厳しくなってきている」と苦悩を明かす。
試合経過
1回表、東日大昌平は満塁の好機から野選で先制しました。
白樺学園は6回裏、ヒットで1点を返し同点に追いつきました。
その後は投手戦となり、両者無得点で終盤を迎えました。

9回に決着
9回表、東日大昌平は2死一、二塁の好機を作りました。
入ケ町隼仁選手のタイムリーヒットで勝ち越し点が入りました。
白樺学園は最終回に同点のチャンスを作りましたが、あと1本が出ませんでした。
なお、白樺学園は2011年以来となる甲子園勝利を狙っていましたが、届きませんでした。
※補足 試合経過を確認したところ、白樺学園が「中盤までリード」していた事実は見当たりませんでした。
1回に先制されたあと6回で同点に追いつき、9回に勝ち越されて敗れる展開でした。
白樺学園、終盤の猛攻を凌ぎ切れず初戦突破を逃した3つの理由
9回表の攻防が勝敗を分けました。
主な要因は3つあります。
理由1:牽制判定がビデオ判定で覆る
9回表2死一、二塁の場面、二塁走者への牽制でアウトの判定が出ました。
東日大昌平側のリクエストでビデオ判定が行われ、判定はセーフに覆りました。
このリプレー結果が試合の流れを変えました。
理由2:判定直後に適時打を許す
判定が覆った直後、東日大昌平の入ケ町隼仁選手に適時打を許しました。
このヒットが決勝点となりました。
先発の村端勇心投手は8回まで1安打に抑えていました。
理由3:最終回、同点のあと一本が出ず
白樺学園は最終回に同点のチャンスを作りました。
しかし、あと1本が出ず得点できませんでした。
2011年以来となる甲子園勝利は届きませんでした。
※補足
9回の失点はヒット1本によるもので、複数安打による「猛攻」だったかは確認されていません。
白樺学園、勝機を生かせず惜敗も最後まで貫いた粘り強い野球
1点差の接戦を最後まで戦い抜き、粘り強さが随所に見られた試合でした
序盤のビハインドを追いつく
東日大昌平は1回表、野選で先制点を挙げました。
白樺学園は6回裏、ヒットで1点を返し同点に追いつきました。
その後は両者無得点のまま終盤を迎えました。
先発・村端投手の粘投
先発の村端勇心投手は8回まで東日大昌平打線を1安打に抑えました。
打っても6番投手として出場し、6回に自ら同点打を放ちました。
投打にわたる奮闘でチームを支えました。
最終回まで食らいつく
9回表に勝ち越しを許しましたが、最終回に同点のチャンスを作りました。

あと1本が出ず、試合はそのまま終了、2011年以来の甲子園勝利は届きませんでした。
※補足
牽制判定がビデオ判定で覆った場面が試合の分岐点となりましたが、それ以外の「勝機」の具体的な場面数は確認されていません。
白樺学園ナインが見せた粘り強さは、多くの人の記憶に残るはずです。
甲子園初勝利まであと一歩届きませんでしたが、その健闘は次の世代へと確かに引き継がれていくことでしょう。

