柔道界のレジェンド・山下泰裕さん。
畳の上で見せる圧倒的な強さと厳格な姿から、その私生活は謎に包まれています。
「家庭ではどんな父親なの?」と気になる方も多いはず。
表舞台では語られない、妻や子供たちとの絆や、レジェンドを支えた知られざる「パパ」としての一面を紐解きます。
山下泰裕と妻の馴れ初めは妻からのファンレター!
柔道界のレジェンド、山下泰裕さんと妻・みどりさんの出会いのきっかけは、みどりさんから送られた1通のファンレターです。
当時、東海大学の学生だった山下さんに、当時銀座の宝飾店に勤務していたみどりさんが手紙を送ったことから交流が始まりました。
「世界の山下」に女性からの猛アタック、というニュースは現代女性らしい!と当時のメディアを賑わせました。

その後、1985年に行われた山下さんの現役引退披露宴の翌日に、二人は結婚式を挙げています。
みどりさんは結婚後、現役を退き指導者や国際舞台で活躍する山下さんを、長年家庭から支え続けてきました。
二人がファンレターをきっかけに、どのような交際期間を経て結婚に至ったかという具体的なプロセスは公表されていません。
また、山下さんからどのようなプロポーズがあったのかについても、公式な記録やインタビューでは確認されていません。
私生活については情報を限定しているため、家庭内での詳細なエピソードも多くは確認されていませんが、とても興味深いですね。
しかし、現役時代の過酷な戦いから引退後の多忙な活動に至るまで、妻・みどりさんの存在が大きな支えであったことは事実です。
山下泰裕の子どもは3人、そのうち次男については本人が公表
山下さんが自分の言葉ではっきり語っているのは、子どもが3人いるということです。
日本医師会の対談記事では、「私には子どもが3人いるのですが」と話したうえで、次男が自閉症で知的障がいがあることも率直に明かしています。
さらに、2020年時点で30歳で、理解のある職場で働いていることにも触れていました。
家族の話を大げさに飾るのではなく、自然体で語っているのが印象的ですよね。

山下 私には子どもが3人いるのですが、次男が自閉症で知的障がいがあります。今、30歳で大変幸運なことに、そういったことに理解がある職場に勤めておりますが、そういう知的障がい者が身近にいたということが大きいと思います。
山下泰裕の考え方を変えた次男の存在
この話でいちばん心に残るのは、山下さんが次男の存在をとても大きく受け止めていることです。
AERA dot. では、「次男は自閉症なんです。その彼の存在は、私にとって非常に大きい」と語っています。
若いころは、自分が努力して結果を出してきたぶん、「頑張ればできる」と強く信じていたそうです。
でも、次男と向き合う中で、努力しても簡単には結果につながらない現実に気づかされ、物の見方が大きく変わったといいます。
そして最後には、「次男には本当に感謝しています」とまで話していて、読んでいてじんわり胸にくるものがあります。
大学の監督を辞め、少し余裕ができて、次男と向き合い、痛感させられたんです。ハンディキャップを背負い、努力してもなかなか結果を出せない人がいる、という当たり前のことを。
もしも、次男にハンディがなかったら、私は、今の私がもっともイヤだと考えるような、傲慢な人間になっていたと思います。だから、次男には本当に感謝しています。
一方で、長男やもう1人の子どもについては、名前や職業などの詳しい情報は広く公表されていません。
家族のプライベートを前に出しすぎないところにも、山下さんらしい誠実さを感じます。
だからこそ、山下泰裕さんの家族構成をまとめるなら、「妻がいて、子どもは3人。とくに次男の存在が、山下さんの人生観や人へのまなざしを大きく育てた」という言い方がいちばんしっくりきそうです。
2023年の不慮の事故で現在は車椅子生活の山下さん、このご家族に支えられて、前向きに生活しているのでしょう。

強い人、すごい人、というイメージの裏に、家族との時間の中で深まったやさしさがある。そんなことが伝わってくるエピソードですね。
