「もしもこの世が舞台なら楽屋はどこにあるのだろう」警官役の戸塚純貴ってどんな人？

戸塚純貴さんは、三谷幸喜さんが自らの舞台作家時代を描いたとして話題の秋ドラマ「もしもこの世が舞台なら楽屋はどこにあるのだろう」に警察官役で出演しています。

80年代の渋谷・架空の街「八分坂（はっぷんざか）」で働く人々が次々と登場しました.。

中でも注目の俳優さんが警察官役の戸塚純貴さんです、プロフィールやどんな役を演じてきたの、三谷作品への関りは？調べてみました。

戸塚純貴はこんな役を演じています！

まずは、戸塚純貴さんってどんな人なのか、どんな役をやってこられたのかをご紹介します。

俳優デビューのきっかけは、2012年9月から放送された『仮面ライダーウィザード』に奈良瞬平役として出演したことでした。

それから様々な役柄を経験されてきた戸塚さんですが、このたび三谷幸喜さんの作品に出演するきっかけとなったのは、過去に2度の三谷作品への出演経験があったからです。

では、さっそく戸塚純貴さんのこれまで出演してきた作品や役柄、彼の人となりをなどをご紹介していきます。

戸塚純貴さんは、1992年7月22日生まれの33歳で、岩手県盛岡市のご出身です。

2010年に開催された第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで「理想の恋人賞」を受賞し、芸能界入りを果たしました。

2011年5月には、同コンテストの最終選考に残った同期12人で結成された「劇男JB」の旗揚げ公演に出演し、同年7月にはテレビドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』で俳優デビューを果たします。

2012年9月からは、『仮面ライダーウィザード』に奈良瞬平役で出演。若手俳優の登竜門といわれる特撮作品への出演で、注目を集めました。

2013年公開の映画『風切羽〜かざきりば〜』では、秋月三佳さんとともに主演を務めました。

もともと自動車整備士を目指して専門学校に通っていましたが、母親が密かに第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストに応募したことが、芸能界入りのきっかけとなりました。

当時、就職活動は東日本大震災の影響で思うように進まず、上京もままならない状況で迷っていたところ、同コンテストの書類選考通過の通知が届きます。

ファイナリストとしてのオーディションに参加し、ブログを通じて応援してくれる人たちの存在を知ったことで、一念発起することになりました。

以降、多くのテレビドラマや映画に出演し、着実にキャリアを積み重ねています。

戸塚純貴さんは、NHKの朝の連続テレビ小説『虎に翼』で、轟太一（とどろき・たいち）役を熱演しました。

轟太一は、主人公・寅子（演：伊藤沙莉）の大学時代の同級生で、のちに弁護士となる人物です。初登場時は、男性優位・男尊女卑的な考えを率直に口にするキャラクターとして描かれていました。

轟太一は非常に人気が高く、放送後にはX（旧Twitter）上で「#俺たちの轟」というハッシュタグを使った投稿がトレンド入りするほどの反響を呼びました。

第100話では、轟に「遠藤時雄（和田正人）」という男性パートナーがいることが明かされます。

彼が「付き合っているお方」と紹介される場面は、轟のセクシュアリティを明確に描いた、物語の大きな転換点となりました。

朝の連続テレビ小説で同性愛を取り上げた点でも、大きな注目を集めました。

恋人・遠藤の登場によって、轟の恋愛感情が物語の中でもより具体的に描かれるようになります。

また、親友・花岡への思いは「恋愛的感情を含んでいる」と脚本家が語っており、その複雑な感情が轟というキャラクターの魅力をより深いものにしていました。

この作品を通して、戸塚純貴さんは演技の幅を大きく広げたと高く評価されており、『虎に翼』は彼の代表作のひとつとなっています。

三谷幸喜さんは、自身の作品に登場する信頼できる役者を何度も起用する傾向があり、それを「三谷組」と呼ぶことがあります。

小池栄子さんは古株ともいえますね、また「もしもこの世が舞台なら楽屋はどこにあるのだろう」には「鎌倉殿の13人」かに出演していた、菅田将暉さん、野添義弘さん、シルビア・グラブさん、菊地凛子さん、市原隼人さん、坂東彌十郎さんも出ていますね。

西村雅彦さん、相島一之さん、梶原善さん、甲本雅裕さん、小林隆さんなど、劇団時代からの盟友や長年の信頼関係を持つ俳優が頻繁に登場することが知られています。

これからゲストで三谷組の俳優さんが出てくるか楽しみですね！

「もしもこの世が舞台なら楽屋はどこにあるのだろう」で戸塚純貴さんの新たな魅力が見られることに期待します。