2025年度の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の視聴率が初回12.6%と好発進。
今後も10%台キープで行きそうな雲行きですが、3月に入り早くも再来年の大河も発表されました。
2027年度は松坂桃李さんの「逆賊の幕臣」です!
役は“勝海舟のライバル”と言われた幕臣・小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)。
幕末の裏側ともいえる27年度の大河の見どころをお伝えします。
第66作は幕末史の“ウラ側”の主役・小栗忠順(おぐりただまさ)
逆賊の幕臣・時代背景
NHK大河ドラマといえばこれまで主に「幕府を倒した側」から描いたものがほとんど、西郷隆盛、勝海舟、坂本龍馬、桂小五郎、新選組や最後の将軍・徳川慶喜等々がいて、全て大河ドラマで演じられた人物ばかりです。
2027年は幕臣の側から幕末史を描きます。司馬遼太郎が勝海舟と並べて「明治の父」と呼んだ人物、それが小栗忠順です。
小栗が国内外の諸勢力と繰り広げる外交・情報戦をドラマは描きます。
幕末の日本は現代と似ていると言われています、人々は大国同士の勢力争いに巻き込まれそうになりながら、高い税率、上がるばかりの物価に生活は苦しめられ、フェイクも含めた情報があふれ、秒の速さで拡散され、何が正しく正しくないかを判断する力を誰もが求められる情報社会の中を生き抜くのに必死でした。
それはライバルの勝海舟も同じ。
かつての明治新政府が歴史の勝者になりえたように、時代の転換期とも言える明治の先人達の想いが現代人にもつながり、あり得たかもしれない別の未来に思いを馳せることで現代に生き抜く勇気を与えるドラマになるでしょう。
小栗忠順(おぐりただまさ)ってどんな人物?
文政10(1827)年、江戸・神田駿河台生まれ。2500石の名門旗本で、天才的なエリート官僚。隅田川の花見でも花や酒には目もくれず治水について語り続け、周囲をあきれさせるようなオタク気質。
万延元(1860)年、遣米使節として渡米し西洋文明を体感。帰国後要職を歴任して軍制改革や近代的工場(造船・製鉄所)の建設、日本初の株式会社設立などさまざまな改革を推進する。特に、武士でありながら経済に明るい小栗は幕府にとって得難い人材で、何度も勘定奉行を務めた。空気を読まず上司に直言しては辞職し、辞めては呼び戻されること70回という伝説も。
明治の政治家・大隈重信は、明治政府の近代化政策のほとんどは小栗の模倣だったと語ったという。江戸幕府終末期の勘定奉行として、その名は徳川埋蔵金伝説にも登場する。引用:NHK
小栗忠順(おぐりただまさ)を演じるのは松坂桃李
松坂桃李さんと言えば、ドラマにCMに映画に舞台とひっぱりだこの人気俳優。
現在放送中、2025冬ドラマで話題の「御上先生」で主演の御上孝、同じく日曜劇場で大ヒットした2023年の「VIVANT」では主人公の後輩役、黒須駿を演じていました。
大河には2014年「軍師官兵衛」にて黒田長政 役で出演。2019年には「いだてん~東京オリムビック噺~」で 岩田幸彰 役に続き3度目の大河出演です。
またCMのハウスシチュー、アタックZEROも印象的です。
松坂桃李さんは1988年(昭和63年)10月17日生まれ。A型で183cm(そんなに大きいのですね!細いせいか小柄に見えます)[神奈川県茅ケ崎市出身の36歳
2020年に女優の戸田恵梨香さんと結婚していて、現在1児の父でもあります。
映画、ドラマで様々な受賞歴がある松坂さんですが、2015年度には第44回ベストドレッサー賞や
ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2016[も受賞していて、歴代スーパー戦隊シリーズ出身の人気俳優ランキングで1位にもなっています!納得できる栄誉ですね。
大河で主演を演じるのはマネージャーさんの夢だったそうです、松坂さんにとってはどうなのでしょうか?
歴史好きの人のポストのようですね、詳しそうです。幕末ファンは多いから期待大なのでしょう。
今から2027年が始まるのが待ち遠しくなります、松坂桃李さんの「大河」楽しみですね。