春の5Kに要注意!春の不調に負けない体になる!

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春、過ごしやすくなって楽になる反面、5K(乾燥・強風・寒暖差・花粉・黄砂)で体調を崩しがちです。

お花見などのイベントで出かけるのが楽しみになるのに、5Kが原因で不調を感じる人も多いでしょう。

5Kに負けず、春を少しでも快適に過ごすコツをこの記事で教えます。

春の5K(ごけー)とは、乾燥・強風・寒暖・花粉・黄砂のこと、これらが不調の原因です、詳しく見ていきましょう。

乾燥というと、冬が一番ひどくなるイメージですが、春の乾燥はそれと同じくらいです。

1日の寒暖差、空気の乾燥、紫外線も強くなり、加えて花粉や黄砂の刺激、そしてPM2.5(微小粒子状物質)もあり、肌は非常に過酷な状況にさらされます。

肌のために、やさしく洗顔し、化粧水をたっぷり使い、クリームや乳液で蓋をして、保湿をしっかり行ってください。また、紫外線も強烈に強くなります、夏と同じくらい量は多いので、日焼け止めや帽子、日傘などで対策が必要です。

春の強風というと、春一番が思い浮かびますがそれだけではありません。

他にも春には「春の嵐」「メイストーム」(4月後半から5月にかけて日本列島を襲う台風並みの強風や暴風)という強風・暴風や猛吹雪が発生しやすいのです。

日本付近で急速に発達した低気圧が原因で「春の嵐」や「メイストーム」が起こりやすく、台風並みの強風が起きます、普段から気象情報をチェックして対策を怠らないことが必要です。

春になると気温があがって動きやすくなる一方で倦怠感や疲労が増す、ということありますよね。寒暖差が原因です。

日中はぽかぽか陽気で汗ばむことさえあるのに、朝夕は真冬のように冷え込む、春はこんな日が多いですね、また「三寒四温」の言葉通り、数日で目まぐるしい気温の上がり下がりがあります。

これらの寒暖差は自律神経を乱し、倦怠感、疲労、頭痛、耳鳴り、肩こり、めまい、眠気などの症状を伴う、自律神経失調症を引き起こします。

湯船にゆっかりつかる、ウォーキングなどの軽い運動をする、朝食を必ず食べる、ツボ押し、しっかり睡眠時間をとる、ストレスをためない工夫をする、などをして改善しましょう。

花粉の影響と言えば花粉症、症状はくしゃみ、鼻水、目の痒みなどですが、喘息やアトピーの症状を引き起こすことも。

また花粉は肌にも悪影響です、肌に付着すると、アレルギー反応が生じやすくなります。 そして、かゆみや湿疹、赤みといったトラブルが起きます

加えて黄砂も悪影響を及ぼします。洗濯物や車など屋外のものが汚れるほかに、目や鼻、皮膚などのアレルギー症状や目の痒み、結膜炎、鼻水やくしゃみ、気管支ぜんそくや肺炎など呼吸器疾患の悪化を引き起こすことが報告されています。

また、農業、環境、生態系へも影響を及ぼします。

花粉と黄砂さの悪影響から身を守る対策としては、外出時間を短くする、帰宅後は衣服についた花粉・黄砂をよく払う、すぐにうがい、洗顔をする。などです。

卒業、入学、進学、就職、結婚、昇進、引っ越し、これらの環境の変化は春にあることが多いですね。

親しんだ校舎、友達、クラス、部署、土地、家、等々が変化して、全く違う新しい環境に身を置くことも様々な不調を起します。

これらが引き起こす不調は適応障害と言われ、心身に不調が現れて、社会生活に支障をきたすことも。

環境にうまく適応できないことで症状が出ているため、環境の調整が必要ですが、早めに病院で診てもらうことも大切です。

天気予報でお馴染みの気圧ですが、気圧とは、空気による圧力のことです。

人は内耳(ないじ)という耳の奥の器官で気圧の変化を感じ取ります。センサーの役割をしている内耳は自律神経に気圧の変化を伝えます。

通常の日常生活では主に交感神経が働き、リラックスしている時などには主に副交感神経が働きますが、現代ではストレスなどにより、この働きが上手く切り替えられない人がいます。

そして自律神経が乱れてきてしまうのです。

気圧の変化で起こる病気を「気象病」と言いますが、症状は、肩こり、倦怠感、めまい、布団から起き上がれない、低血圧、不安感、うつ病、ぜんそく、アレルギー、神経痛、関節痛、などです。

・耳ストレッチ:耳の周囲の血流をよくすることで、内耳の血流をよくし、体調不良を予防しましょう。

1.両方の耳たぶをつまみ、5~10秒したら、離す×2回

2.両方の耳たぶをつまみ、前まわし、後ろ回しにする×5回

・肩回し

両腕をウェストの位置で構え、前後に回す×5回 後ろから前に回す×5回

以上の他にも首ストレッチ、首まわりのリセットも詳しくは「頭痛ーる」とググってください、図解入りで説明があります。

四季がある日本ならではの春の不調、毎年のことなのに、慣れませんよね。

毎年のことだから、上手く付き合いたいものです、無理せず、休みながら、時には病院にかかり、春の不調と付き合いましょう。