「最後から二番目の恋」が放送されたのは2012年、その9月にスペシャル編が放送され。「続・最後から二番目の恋」が2014年、そして11年の時を経て「続・続・最後から二番目の恋」が放送決定!
決定当初からyahooニュース等でも続報が報じられています。鎌倉ところがこのドラマ、鎌倉好きなら「え?」と思うような無理な設定があるのです、この記事ではそれを検証します。
「最後から二番目の恋」は鎌倉ファンなら「え?」と思うような設定がいっぱいなのです!
都心からも近い鎌倉は外国人にも大人気の観光地、観光客数は2023年(令和5年)で約1,228万人。
鶴岡八幡宮をはじめ、寺社仏閣。おしゃれなカフェや雑貨店が無数にあり、アジサイに代表される四季を通じて花々が楽しめることも人気です。
「最後から二番目の恋」では鎌倉ファンが見て楽しめるドラマでした、中井貴一さん演じる長倉和平が鎌倉市観光推進課勤務という設定なのですから、仕事中という設定で鎌倉のあちこちが映ります。
ドラマを見ながら、「〇〇だ~」「××が映ったねー」と盛り上がった方も多いでしょう。同時に「〇〇から××へ短時間で移動?!」「△△の外に長椅子あった?」等など突っ込んでた方も多いでしょう。
一番よく映った「え?」が小泉今日子さん演じる吉野千明が江ノ電の極楽寺駅で下車して御霊神社の踏切を渡りアパートへ帰るシーン。
踏切がある御霊(ごりょう)神社の最寄駅は極楽寺のお隣の駅・長谷駅なのです。御霊神社はアジサイと江ノ電が撮れるという花好きにも、鉄道好きにも有名なスポット、そしてアジサイでも大人気の長谷寺の近くなので気づいた方も多いのでは?

ちなみに現在の御霊神社は境内撮影禁止になっています、千明が踏切を渡るシーンは撮影できそうですね。

また第一回目でも多くの方が「あれ?」と思ったシーンがありました。御霊神社参道の入り口にある、力餅家、店先の長椅子で千明がお餅を食べるシーンがありますが、撮影用に椅子を置いたのです、実際はありません。

長谷駅近辺での撮影が多かったようです、千明、啓子(森口博子さん)、祥子
(渡辺真紀子さん)らが、鎌倉を歩く、のイベントで和平と記念撮影をしていた門が長谷寺の門です。

この鎌倉を歩く、の行程もすごいものがありました。
竹のお庭で有名な報国寺は駅から離れた金沢街道沿いのお寺、そのあとに朝夷奈切通し(あさいなきりどおし)を歩き、長谷の長谷寺を観光、近くのカフェ・ナガクラでランチ、その後、佐助にある銭洗い弁天という鎌倉を知る人なら、バスで移動、徒歩移動、江ノ電で移動、また江ノ電で移動と、かなり忙しいコースなのです。
「最後から二番目の恋」にはここにこんなのないよ!のシーンも
撮影上、ないものを設置するのも演出、でも実際の場を知っていれば「あり得ない!」のシーンもありました。
千明が通勤に使う極楽寺駅で帰りにたこ焼きを買うシーンがありました、駅前に屋台はお隣の長谷駅ならあり得ますが、極楽寺駅ではまずありえません。
また鎌倉市長・伊佐山(柴田理恵さん)が秘書の和平とアイスクリームを食べるのが、光明寺の山門前、バスに乗っていた伊佐山市長が突然、降りて行ったように、駅からバスで行く距離のお寺です。したがって人は少なく、アイスクリームの屋台もなく・・・

また、こんなに空いてる?のシーンもありました。千明、典子(飯島直子さん)、万理子(内田有紀さん)、えりな(白本彩奈さん)らと、小町通りに買い物に行くシーン、おそらく週末という設定ですが、週末の小町通りの混雑はすさまじいものがあります、あんなふうにはしゃぎながら歩けるのか?
続・続・最後から二番目の恋が楽しみ!注目はココ
「続・続・最後から二番目の恋」は前作「続・最後から二番目の恋」から11年が経っています。
千明、啓子、祥子らは還暦間近の59歳に!小学生だった和平の娘・えりなは24歳。そして前作で結婚した真平と知美(佐津川愛美さん)には双子の子供が誕生してるのです。
出演者達の成長と変化が楽しみな続編ですが、新しいキャストも楽しみですね。新しく千明のかかりつけ医院の医師・成瀬千次に三浦友和さん、その事務員・早田律子に石田ひかりさんの出演が決まっています。
そして鎌倉ファンにとっては、どこが映るのか?も楽しみですよね。
カフェ・ナガクラのモデルになったカフェ・坂の下はサカノシタに店名を変えました。そしてドラマの中でナガクラがある場所にはイタリアンのCapio(カピオ)ができました、ここも混みそうですね!
鎌倉観光推進課の指導監という役柄の和平は、またまた鎌倉のあちこちに行くのでしょう。
どこがロケ地になるのか楽しみですね!