5月25日、和歌山のアドベンチャーワールドでは来月28日に返還がせまった4頭のパンダ達の屋外展示が25日までとあり、最後に屋外にいる姿を見ようと大勢のファンが長蛇の列を作りました。
上野動物園で2023年のシャンシャン返還、2024年のリーリー、シンシン返還の時も、最後に会いたい!とファンが長蛇の列を作りました。
最長の列を作ったのは、どのパンダでどれくらい待ったのか?お伝えします。
上野動物園のパンダ シャンシャン返還時前は最長4時間の待ち時間!
2023年2月21日に中国へ返還されたシャンシャンはその日まで何度も返還を延期されてきました。
新型コロナウィルスの蔓延に伴う措置でしたが、2020年の年末だった予定が数回延期されることになり、その度にファンをハラハラさせてきました。
最終的に返還日が決まると、シャンシャンの観覧は2023年2月19日までとなり、混乱を避けるため、1月21日からシャンシャンの観覧を抽選にして1日最大2600人に制限での観覧方法にしました。
上野動物園の開園時間は9時半ですから、最前列の人はまだ暗い時間から待っていたことが予想されますが、さらに開園してからの最長待ち時間は長くなったのです。
並んで見られるのは1月20日まで。この時の最長待ち時間は4時間!240分です!
上野動物園の観覧方法は混雑を緩和するため、制限時間が設けられています。
4時間並んでもパンダを見られるのはたった数分なのです!
シャンシャンがいたのは上野動物園の東園でした。上野動物園の正門前には大勢の人が長蛇の列を作り、自由観覧最終日の1月19日が近づくと、14時には観覧を締め切ることも。
並んでも会えない人も多く、涙を流す日人もいました。
カリスマ・シャンシャンの人気恐るべし!
上野動動物園のパンダ リーリーとシンシン返還前には開門前に観覧締め切り!
続く2024年9月29日、シャンシャンの両親であるリーリーとシンシンが高齢の為、返還されることに決まりました。何度も延期、延期になったシャンシャンの時とは違い、この時は突然の発表とあって、パンダファンに衝撃が走りました。
この時はシャンシャン返還の時のように観覧は制限されなかったのですが、2頭同時の返還となり、驚くほどの列が出来ました。
シャンシャンがいた東園とは反対側の西園に2頭はいました、近くの弁天門には夏でも暗い時間から列ができて、連日3時間待ちの列が出来たのです!
シャンシャンの時とは違い、約1か月前に突然の返還発表でリーリーとシンシン同時ということもありますが、驚く待ち時間です。
そして観覧最終日の9月28日には、まだ夜中と言える時間から列が出来始め、なんと開園1時間前の8時半に観覧を締め切ったのです!
2024年シャオシャオとレイレイがシンシンから独り立ちする前にも2時間以上の待ち時間ができました、
そしてシャオシャオとレイレイが同時に観覧できる最終日にも3時間の列ができましたが、開園前に締め切りはなかったことです。
待っても会えないパンダもいるのです。
和歌山の4頭パンダ4頭同時返還 どれくらい待つことになるか?
6月28日に返還が決まった、和歌山の良浜、結浜、彩浜、楓浜。観覧は6月27日までとなりますが、それに先立ち、検疫に入るため、屋外での観覧を5月25日で最終日となり、最長200分待ちの列が出来たのです。
上野動物園のガラス越しで「カニ歩き」と違い、和歌山のアドベンチャーワールドは屋外でのパンダを並ばずに見られることがパンダファンに嬉しかったのでこれは驚きです。
26日からは検疫の為4頭はガラス越しの観覧に切り替わります。
アドベンチャーワールドではパンダ観覧エリアはパンダラブとブリーディングセンターの2か所になり、パンダラブに結浜と楓浜、ブリーディングセンターに良浜と彩浜がいます。
それぞれ、屋外エリアと屋内エリアとあります。
2023年2月に永明、桜浜、桃浜が返還時も開園前に多くの人が列を作りましたが、今回は4頭同時で、しかもアドベンチャーワールドからパンダがいなくなる!という事態です。
どれくらいの待ち時間ができるのでしょうか?
追記:5月27日、Xからのポストによると平日にかかわらず待ち時間240分とも。パンダラブはガラスに映り込みがあり、、間近までいかないと見えないため、ブリーディングセンターの方が待ち時間が長いです。
あさイチで向かうならブリーディングセンターの良浜、彩浜を先に見るのをおすすめします。
最終日はどうなるのか?!予想では6~7時間だ思います。
※アドベンのパンダで書いたもう一作です、合わせて読んでください→ビッグダディ・永明が築いたパンダ王国 和歌山のパンダの家庭事情が実はすごい?