大阪万博というと55年前の1970年の大阪万博を思い浮かべる人も多いでしょう、
国民の二人に一人が行った計算になると言われた来場者数は約6,421万人!でした。
4月13日に開幕した大阪・関西万博、初日は冷たい雨という悪天候の中で開幕しました。初日の来場者数は11万9000人。
55年前と何が変わったのでしょうか?
大阪万博は半世紀たってどう変わった?何が違うのか?
1970年3月15日から9月16日まで万博記念公演で183日間開催された大阪万博、シンボルと言える「太陽の塔」の内観に3時間待ちの列、という映像をテレビで見た方もいるでしょう。
半世紀前の大阪万博の来場者数は約6,421万人で過去の万国博覧会史上最高を記録したのです!1970年の日本の人口は約1億466万人ですから、約半数の日本人が行ったというのは本当なのですね。
本年度の大阪・関西万博はには太陽の塔のようなシンボルがありません、そして2025年の万博にはキャラクターのミャクミャクがいますが、1970年の万博にはキャラクターはマスコットキャラクターはいませんでした。
太陽の塔はかの有名な故・岡本太郎さんの作品で、現在も万博記念公園のシンボルです。
1970年の大阪万博、テーマは「人類の進歩と調和」で、注目の展示は現在、万博記念公園のシンボルにもなっている太陽の塔、人間せんたく機、そして展示されて実際に現在使われるようになったものに携帯電話や電気自動車がありました。
また入場料は当時の平均月収が5万円の時代に
大人 | 23歳以上 | 800 |
青年 | 15~22歳 | 600 |
小人 | 4~14歳 | 400 |
対して大阪・関西万博2025の目標来場者数は2820万人、2025年の日本の人口は1億2,000万人を下回ると推計されています。
2025年の万博が目指すものは いのち輝く未来社会のデザイン
大人 | 中人 | 小人 | |
1日券 | 7500円 | 4200円 | 1800円 |
平日券 | 6000円 | 3500円 | 1500円 |
夜間券 | 3700円 | 2000円 | 1000円 |
注目の展示はミライ人間洗濯機(前回の大阪万博では人間洗濯機でした、55年経って変わりました)、空飛ぶ車、火星の石、iPS心臓、実物大ガンダム等です。
大阪万博1970年から2025年 こんなに変わった!
同じ大阪で行なわれる万博 現在と55年前ではこんなにも違います!
まず入場料の比較のために当時の平均年収を見ると
1970年 5万円に対し2025年は451万円(30代)約90倍になったのに対し、大人の入場料はざっくりと9倍ですね。それでもここでいう大人は70年は23歳以上ですが、現在は18歳以上です。
当然お金の価値もちがっています。70年代の1万円は2020年の約32330円です。
郵便料金 はがき15円→85円 ラーメン一杯200円→1000円 散髪350円→1500円
半世紀の差はまだまだあります。
1970 | 2025 | |
参加国 | 77か国 | 160以上の国と 国際機関 |
展示された石 | 月の石 | 火星の石 |
回転寿司 | 元祖の寿司店が出店 連日行列ができた | 大型ディスプレイにお寿司が流れ一歩先の回転寿司を体験できる |
会場広さ | 330ha | 155ha |
以外にも会場の広さは1970年の万博のほうが広いですが、参加国には圧倒的な差がありますね。
大阪万博1970で広まったモノ
55年ぶりに大阪で開催されている場万博、前回の万博で展示され実際に2025年の現在生活の中で広まったモノは・・・
- 動く歩道
- リニアモーターカー
- エアードーム
- 電気自動車・自転車
- スマートフォン・テレビ電話
- ウォシュレット
- 缶コーヒー
- ケンタッキー・フライド・チキン
- ピクトグラム
また人間洗濯機は1970年の万博の時にも展示されましたが、2025年はミライ人間洗濯機というもので、体だけではなく心の洗濯(ケア)をしてくれて、健康管理までしてくれるというモノです!
回転寿司も今やタッチパネルで注文が当たり前に進化しています、さらにの先の進化が期待されます。
今からさらに50年後世の中はどのように進化していくのでしょうか。