大阪万博閉幕まであとわずか!万博は成功したの?

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10月13日の閉幕まで、あと3週間あまりとなった大阪万博。残り少ない期間を楽しもうと、連日多くの来場者で混雑が続いています。

当初は工期の遅れや公式キャラクター「ミャクミャク」への前評判の低さなどもあり、来場者数は伸び悩んでいました。しかし現在では、「行ってよかった」という声も多く聞かれ、1日あたり20万人以上が来場した日もありました。

果たして、大阪万博は成功したと言えるのでしょうか?

大阪万博が成功したかどうかは、目標入場者数2,800万人の達成状況、経済効果の規模、そして未来への継続的な影響など、複数の要素によって評価されます。

現時点では、入場券の販売は順調に推移しており、経済効果も大きいと試算されています。以下で、これらの点について詳しく見ていきましょう。

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来場者アンケートでは、「とても満足」「ある程度満足」を合わせて約86%という高い評価。

多くの人が「万博でしか体験できないことがあった」「先端技術や文化に触れられた」という理由で来ており、展示内容など体験価値が支持されてます。

万博の楽しさといえば、さまざまな国・地域のパビリオンが出展していること

その中で「ジョルダン・パビリオン」が人気だったなど、異なる文化や技術を直接感じられる機会が多いことも評価されています。

万博に向けた準備やインフラ整備、それに文化交流の広がりが、「都市の魅力」を評価するポイントにもいい影響を与えていています。

大阪市は「経済・ビジネス」や「文化・交流」の面で、国内でも高い評価をキープしてるという報告もあるのです。

万博開催前は「あまり興味がない」とか「心配なことが多い」といった声が多く、盛り上がりに欠けました。

しかし、実際に始まってみるとSNSで話題になったり、口コミやおすすめのまわり方がシェアされたりして、だんだん盛り上がってきたのです。


結果的に採算が取れ、「成功に終わった」と言える状況ではありますが、一方で以下のような課題や不安も指摘されています。

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開幕当初に大きく懸念されていたのは、主催者側が想定する来場者数(約2,820万人)や収益を本当に達成できるのかどうか、その見通しが不透明だった点です。

55年前の大阪万博では、国民の約半数が来場したという驚異的な記録があるだけに、なおさら注目が集まりました。

特に、前売り券の売れ行きの鈍さや、会場外パビリオンの工事の遅れなど、いくつかの問題も指摘されていました。

建設費・運営費・インフラ整備費などの予算が当初の見通しより大きく増加しているという数字。「思ったよりお金がかかってしまった」という結果です。

入場・パビリオンの予約・セキュリティ等での待ち時間がとにかく長かった!あるパビリオンには5時間待ちしたという声もありました。

雨など悪天候の日の屋内施設への集中など、体験面でストレスを感じる場面も少なくなかったのです。

大阪万博は工期が遅れて開幕時に間に合わない、という懸念がかなりありました。

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  1. インド
  2. ネパール
  3. チリ
  4. ベトナム
  5. ブルネイ

詳しく例を挙げると

  • チリパビリオン:開幕日に間に合わず、内装・展示工事が未完で13日は未開館だったが、4月16日に使用許可を取得して開館。
  • ブラジルパビリオン:開幕直後は開館できなかったが、4月16日に開館しました。
  • インドパビリオン:開幕から19日目、5月1日にようやく開館しました。
  • ベトナムパビリオン:開幕以降未開館だった、4月30日からオープンしました。

また、開幕前に外観が完成していたものの、内装はまだだった、という国もあります。

  • アイルランド
  • 韓国
  • フィリピン
  • オーストラリア
  • ブルガリア
  • オランダ

11ものパビリオンが開幕時には開館していなかったのです!

また、現在になって、140万枚もの未使用チケットが存在していることも問題視されています。9月20日の時点で、10月13日の閉幕までの来場予約枠は、すべての時間帯で満席となっていることが明らかになっています。

その一方で、購入されたにもかかわらず未使用の入場券が、少なくとも140万枚あるとされています。つまり、使いたくても使えない「死にチケット」が大量に発生する可能性が高いことが分かってきました。

では、なぜこのような未使用チケットが大量に発生してしまったのでしょうか。

  • 多くのチケットが協賛企業から配布されたもので、使われずに残っているのは仕方ないと考えています
  • チケットの使い方が分からずに放置されているケースが多く、返金を求めるのは常識的ではないという意見もあります

引用:Yahooコメント要約

コメントの中には、
「この140万枚のうち、大半は協賛企業などが買い取ったチケットではないか」
「自分でお金を出して購入した人は、早い段階で入場日の予約をしていたはずだ」

といった趣旨のものが多く見られました。

また、
「チケットIDの使い方が分からない場合でも、調べたり周囲に聞いたりして、無駄にせず早めに使っている人がほとんどだと思う」
という意見もありました。

さらに、
「現時点での未使用率は愛知万博と大きく変わらない」
「1割程度の未使用チケットが出るのは、ある意味当然」

とする見解もありました。。


公式キャラクターが発表された当初、ミャクミャクはその独特なルックスから「気持ち悪い」といった声も多く聞かれました。
しかし、万博の開催とともに各地で目にする機会が増え、実際に会場で触れ合った来場者の間では人気が高まり、最終的にはグッズが爆発的に売れるほどの人気キャラクターとなりました。

こうした好事例を踏まえ、現時点では以下のような評価がなされています。

現在のところ、「成功に向けて良いスタートを切っている」という見方が妥当とされています。

特に、来場者の満足度や展示の内容、国際性といった“体験面”においては、万博らしい成果が十分に表れていると評価されています。

ただし、「成功」と断言するためには、以下のような課題をクリアする必要があります。

  • 目標来場者数の達成
  • 収支の均衡、もしくは黒字化
  • インフラや施設の持続可能な活用
  • 地域や日本全体への経済的・社会的波及効果

結果がどうなるかは、最後まで見守らなければなりませんが、これらの点を踏まえても「万博は成功している」と言えるでしょう。

また、夢洲跡地の公園としての再利用にも期待が高まっています。