大阪万博が閉幕まで1カ月を切りました。残り僅かという時になり、連日の大混雑です、9月12日(金)の来場者数は21.9万人。
平日最多の混雑ぶりでこの人出が閉幕まで予測されています。ここに来て混雑するのはなぜ?空いている日はあるのか?を伝えます。
これから行くのに混雑しない日はいつ?
それでも「何とかして行って、見たいパビリオンを見たい」「大屋根リングに登ってみたい」「ミャクミャクに会って、会場限定グッズも手に入れたい」と考えている方にとっては、少しでも快適に回れるタイミングを知りたいところでしょう。
おすすめは、平日の午後(正午〜夕方以降)です。
朝の時間帯は混雑のピークになりやすいため、特に東ゲートは避け、比較的空いている西ゲートからの入場がおすすめです。
昼過ぎからは来場者が分散する傾向にあり、少し余裕を持って回れる可能性があります。
また、雨の日も狙い目です。
屋外のアトラクションや移動を敬遠する人が多く、来場者数自体がやや少なくなる傾向があります。
「ちょっと様子を見よう」と予定を先送りにする人が増えるため、結果的に空きやすくなる日です。様子を見る日」になることがあるから比較的空いてる傾向です。思い切って出かける価値があります。
大阪万博に行くなら狙うはミャクミャクに会う事!という方は大阪万博行くならミャクミャクに会いたい!場所は?時間は?をご覧ください!
大阪万博の閉幕間近の混雑理由6つ
閉幕間近に混雑する主な理由は以下の通り、これからでも行こうと思う人は当てはまりますか?
「駆け込み需要」
閉幕が近づくと、「行こうと思っていたけど行けてなかった人たち」が一斉に来場します。
- 「いつか行こう」と思っていたが、結局ギリギリになる。
- 閉幕が迫ると「今しかない!」と感じる。
- メディアやSNSで「あと○日」とカウントダウンが始まり、焦る心理が働く。
開幕したころは半年もあるから、急がなくても様子みてから、という心理が働きませんか?結果が「駆け込み需要」につながるのですね。
話題性・注目度のピーク
閉幕前になると、メディア露出や口コミが増えて、「今が行き時」というムードが高まります。
- テレビやネットニュースが特集を組む。
- SNSで「行ってきた」「混んでた」「良かった」と投稿され、さらに注目される。
- 有名人やインフルエンサーが訪問して話題に。
国民的アニメ・サザエさんでも、8月24日に『サザエさん』 祝!万博開催スペシャル、が放送されSNS等でも大きな話題になりました。
「サザエさん」らしく、55年前の大阪万博へ行った回も合わせて放送、そして2025年の大阪万博へ行く回も容姿が変わらないサザエさん一行が再び行くというユニークな放送で、スペシャルゲストに吉村市長が出演か?等という憶測も飛び交いました。
放送では片岡愛之助&藤原紀香夫妻という豪華ゲストが本人役で登場、藤原紀香さんは日本館名誉館長です!
大屋根リングに上って広い会場を一望したり、「日本館」を訪れ、火星の石の展示を見て、「食と祭EXPO」を訪れ、大阪グルメを堪能しようとしているのを見て、行こう!と思った方もいるのではないでしょうか?
期間限定イベントやグッズのラストチャンス
多くの万博では、最終盤にしか開催されないイベントや配布物があります。
- 閉幕特別イベントやフィナーレショー。
- 限定グッズの販売・配布(記念品、スタンプラリー完結など)。
- 各パビリオンが「最後の目玉展示」などを実施。
ミャクミャクの人気が最高潮になり、万博閉幕後もグッズは来年春まで販売することに決まりましたが、ファンとしては会場限定のグッズを万博の雰囲気を楽しみながら買いたい、という人もいるでしょう。
学校行事・団体旅行が集中しやすい時期
閉幕が秋(2025年は10月13日)であるため、以下のような学校や団体の行事とも重なります。
- 修学旅行、遠足、校外学習など。
- 社員旅行や自治体の団体ツアー。
- 祝日や連休(シルバーウィークと重なる可能性も)。
開幕して6月に入ればもう真夏日の連続、続けて夏休みは混むから避けようとします、そして行楽の秋に入りますが、この時期は上記のような団体客が増えてくる傾向があります。
そしてせっかく行くなら過ごし易い秋に、となり混雑するのです。
「見逃したくない心理」=FOMO(Fear Of Missing Out)
人は「期間限定」「終わってしまう」という言葉に弱いです。
- 「見に行かなきゃ後悔するかも…」
- 「終わってからではもう見られない」
- 「行った人が羨ましい」→自分も行く!
55年ぶりの万国博覧会である大阪万博、2005年の愛・地球博は日本国際博覧会です。とにかく今行っておかないと次はいつになるのか、という気持ちになりますよね。
大阪近郊に在住の方ならなおさらこう思うのでしょう。
外国人観光客もラストスパート
インバウンド観光も終盤にピークになることがあります。
- 万博期間の後半に向けて旅行を計画していた外国人が来日。
- 「最後のチャンス」として訪れる観光客が集中
今や全国の観光地に押し寄せている外国人観光客、今、日本に行くなら大阪万博には行っておかなくては!となります。
外国人観光客に人気の京都・奈良から近いというのもあるでしょう。
あなたはどれかにあてはまりますか?
この人はどれにもあてはまらない!皆勤だから行くのみ!ギネス世界記録の「万博おばあちゃん」って何者?職業は?お金持ちなの?えっ!と思ったら読んでみてください。
大阪万博に行ってよかった?
それでもこれから万博に行ってみようかと考えている方にとって、「実際に行ってよかったのか?」という意見は気になるところだと思います。
実際、「大阪万博に行った」という声は多く聞かれますが、「行ってよかった」と強く感じた人はそれほど多くないようです。
中年以降の世代では「良かったよ」という感想を持つ人が多い一方で、若い世代からは「二度と行きたくない」という否定的な意見が目立つ傾向があります。
4月のまだバッシングが多かった時期に訪れた人の中には、「空いていてゆっくり回れたので、あの時に行っておいて正解だった」という声もあります。また、夏休みに混雑を覚悟して行ったものの「意外と楽しめた」というポジティブな感想も見受けられます。
一方で、「パビリオンの予約が取れない」「入場に1時間以上待たされる」といった不満も多く、そうした問題は今後さらに深刻になるのでは、という見方もあります。「人混みが苦手な人には向いていない」という声も多いです。
「万博だから一度は行っておきたい」というよりも、「見たいパビリオンがある」「ミャクミャクに会いたい」「万博グルメを楽しみたい」といった明確な目的がある人のほうが、満足度は高いようです。
もはや「空いている日」はほとんどなく、人気パビリオンは諦めざるを得ない状況で、「人を見に行くようなものだ」と皮肉交じりに言われることも。
それでも、「せっかくの機会だから一度は行ってみようか」と思えるかどうかが、判断の分かれ目になりそうです。