大阪万博開幕前批判された理由は?実際には黒字の大成功!

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Statue of Myaku Myaku official mascot of Osaka World Expo in 2025 in Osaka Japan on 15 February 2024

大阪万博は10月13日の閉幕を前に連日入場者が20万位人以上の日が続き、一般来場者数が27日までの速報値で2200万人を突破しました。

運営費が黒字になる見通しがめ明確になり、成功した、と言えるのです。

が・なぜ開幕前は批判の嵐だったのでしょう?

  • 当初の想定よりも建設費が大幅に増加、国費(=税金)が多く使われる点が批判されていました。
    • 例:パビリオン建設費や会場整備費が当初の数千億円から数百億円以上の増額。
  • インフレや資材費の高騰が原因とはいえ、「見通しが甘い」「計画がずさん」といった声が上がっています。

  • 1970年の万博のシンボル・太陽の塔にかわる今回の万博のシンボルも問題視されていました。大屋根「リング」(空中に浮かぶ円形の構造物)は、高コストで実用性が疑問視されていました。
    • 目的や効果が曖昧で、「ただの見た目だけでは?」という批判も。
  • 一部では「無駄なオブジェ」とまで言われていましたが、実際に開幕すると、上に登り会場を一望できると好評に。またSNS上ではライトアップ時に「映える」と人気の撮影スポットにも。

  • 外国参加国の多くが建設の遅れやキャンセルを検討。
    • 理由:コスト高、人材不足、工程の見通しの甘さなど。
  • 「そもそも本当に開催できるのか?」と疑問視されるほどでした。
  • 事実、開幕時には外観のみ完成や未開館の海外パビリオンは11もありました!

  • 建設現場での過酷な労働条件(いわゆる“万博残業”)も問題に。実際開幕中に起きた大阪メトロ中央線が不通になるという、8月13日の夜〜深夜に起きた“予期せぬ出来事”で来場者多数が帰れなくなる事態となり、博覧会運営側/各パビリオンは“夜間対応”(オールナイト万博)を余儀なくされました。
    • 特に外国人労働者の待遇に関して、人権問題として取り上げられるケースもありました。

  • 「今さら万博?」という声も根強かった。
    • インターネットやSNS時代に、「万博」という形態が時代遅れに感じる人も。
    • 気候変動や貧困など、もっと喫緊の課題に税金を使うべきという意見も多くあった。特に万博開催前2024年に起きた能登半島地震や、その後も各地で起きた災害に目を向けるべきだ、と批判が殺到した。

  • 万博を巡っては、特定企業や政治家との利権絡みの疑惑も指摘されています。
    • 公共事業としての透明性に疑問を感じる人も多い
    • 政治と万博の絡みについてはX等での批判も多く、Xのネガティブ投稿も数多く見られていました。ネガティブ投稿は開催前から一貫して政治批判を基調、 国際事業すらもネガティブ投稿で政治利用する、と書かれていた。

9月に入り、連日閉幕前の駆け込み需要で連日大混雑が続いてました。

そして9月下旬のYahooニュースでは万博黒字化の目安、来場者2200万人を突破…9月中旬から連日20万人以上の記事も。

大阪府の吉村洋文知事は

「万博閉幕しないで」の声に「本音で嬉しい」、「開幕前はメディア批判のオンパレードだったので、最終盤、このようなご意見を頂けるのは本音で嬉しいです」と喜びをつづっています。

引用:Yahooニュース

また、実業家・西村博之(ひろゆき)氏(48)も

「今のところのペースだと、入場料で黒字になる可能性があるらしいので。大阪万博は皆さん頑張ったおかげでうまく行ってるみたいで、おめでとうございます!と思ってます」と語っていた。

引用:Yahooニュース

最初は気持ち悪い、と言われ続けた大阪万博の公式キャラクター・ミャクミャクですが、後に大きな人気を博した公式キャラクター「ミャクミャク」について、は

「ミャクミャクを大阪の公式キャラクターにしてください!! 」「ミャクミャクパークとして、色々なイベントが開催される公園になったら素敵ですね」といった声もある。

引用:Yahooニュース

大阪万博の人気を牽引した影の立役者であるミャクミャクが、大阪の公式キャラクターになるのは十分にあり得るでしょう。

2000年の愛・地球博のキャラクター、モリゾーとキッコロは、今でも愛知県の人気キャラクターとして親しまれています。

さらに、元祖ゆるキャラのひこにゃんも、もともとは2007年の彦根城築城400年祭の公式キャラクターとして登場しましたが、そのあまりの人気に、彦根市の公式キャラクターとして続投が決まりました。

現在、彦根市のキャラクターとしては、駅前にマンホール、観光案内所にパネル、土産屋にはグッズが並び、毎日3回の「ご挨拶」も行われるなど、非常に大人気です。

ミャクミャクも、これに続くべきだと思います!ちなみに、今や大人気のひこにゃんも、登場当初は全く注目されていなかったそうです。ミャクミャクも、ひこにゃんと同じような道を歩むかもしれません。

大阪万博が開幕すれば、その成功は間違いないでしょう。そして閉幕後も、ミャクミャクは引き続き注目を集めるに違いありません。2週間後のフィナーレも、今から楽しみですね。