紅白歌合戦は時代遅れ?それでも高校生の6割が見る理由とは

タレント

紅白歌合戦は時代遅れ!そう言われて久しいですが、大晦日の夜は家族そろって紅白歌合戦を見る、これが恒例という家庭も多いでしょう。

そして意外なことに、令和の高校生も6割が紅白歌合戦を見ているというデータもあります。

この記事で時代遅れと言われる理由とそれでも高校生も見ている紅白歌合戦の人気について解説します。

大晦日の定番、NHK「紅白歌合戦」。

しかし近年、SNSでは「紅白はもう時代遅れでは?」という声が年々強まっています。

2025年もその議論は加速しており、主な要因は「多様性へのジレンマ」と「コンテンツの乖離」に集約されます。

なぜ「オワコン」と言われるのか?主な理由が以下の4つです。

1.最大の理由は、「紅組・白組」という男女対抗の枠組み自体が、現代のジェンダー平等の潮流にそぐわないという指摘です。

NHKも特別枠などで柔軟性を持たせていますが、「形式そのものが古い」という印象は拭えません。

2.若者シフトへの反発 K-POPやSNS発のアーティストが増え、高齢層から「知っている曲がない」と不満が噴出。

43固定ファンの離脱 星野源さんの不出場や旧ジャニーズ勢の不在など、従来の目玉が減り、視聴ターゲットが分散しています。

紅白の新たな価値とは何?

一方で、YOASOBIの演出のような「ネットとテレビの融合」は高く評価されており、家族全員で見るもの」から「推しを大画面で見るイベントへと変化しています。

「時代遅れ」という声は、紅白が過渡期にある証拠。2025年の放送が、新たな「国民的番組」の形を示せるか注目が集まります。

Yahooニュースの絶対見たい年末特番ランキングで1位が「紅白歌合戦」だったのに対し、

色んなランキングをよく見るけど印象操作の多いイメージです。これってどの地域のどんな年齢層のパーセンテージの表記が欲しいです。

年末に観たい番組がNHK紅白歌合戦…って 毎年恒例とは謳っているけど俄かに信じがたい記事だな。 で、20~60代の男女500人を対象にしたアンケート調査とあるけど年齢別の比率・割合は?

引用:Yahooコメント

という手厳しいコメントもありました。

「令和の高校生の約6割が、今年も「紅白歌合戦を見る」と回答しています。

なぜタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する彼らが、長時間番組に惹かれるのでしょうか?

テレビ離れ」と言われる現代ですが、意外な調査結果が話題です。その理由とは?

1.高校生にとっては推しを生放送で見られる!

今の紅白は、Mrs. GREEN APPLEやTWICEなど、SNSやサブスクで圧倒的人気のアーティストが勢揃いします。

「推しが地上波の豪華なステージに立つ姿を見たい」というファン心理が、最大の視聴動機となっています。

2.「SNS実況」というリアルタイム体験ができる。

高校生にとって紅白は単に視聴するだけでなく、X(旧Twitter)やTikTokでリアルタイムに感想を共有するまでがセット。

タイムテーブルをチェックし、推しの出番に合わせてネット上で盛り上がる体験は、若者にとっての「祭り」そのものです。

3.年末行事としての「安心感」がある。

「毎年家族で見ているから」「1年の終わりを感じる」といった、伝統的な理由も根強く残っています。

デジタルネイティブな彼らにとっても、紅白は「家族と過ごす時間のBGM」として心地よいコンテンツのようです。


紅白を見る理由で最も多かったのが、
「毎年見てるから!1年の終わりって感じ」
「毎年家族でみてるから」
「毎年家族と一緒に見ているから」
「毎年楽しんで見てるから。もうガキ使もないし…」
「年末といえば紅白だから」

引用:PR TIMES

大晦日は家族と過ごすから、という昔から変わらない日常が見えてきますね。

中高年層が「知らない歌手ばかり」と驚く一方で、若年層がテレビの前に釘付けになる理由とは何でしょうか。

近年のNHK紅白歌合戦は、かつての「演歌と歌謡曲の祭典」から、Z世代を熱狂させるエンタメショへと激変しています。

特に注目なのが、紅白・白組の枠を超えた「特別枠」。

SNSでバズる仕掛けが満載のこの枠が、若者の視聴率を牽引しているんです!

Z世代に刺さるのは何故その理由は、圧倒的な「SNS親和性」と「レア感」にあります。

ネット発アーティストの降臨 VaundyやYOASOBIなど、サブスクで爆伸びした歌手を最高の演出でプロデュース。

「歌ってみた・踊ってみた」の公式化 SNSで流行した楽曲が、豪華なステージで再現されるワクワク感。

ボーダレスな企画 ジャンルや国境を超えたコラボが、タイパ重視の若者に刺さっています。

ここ数年、お茶の間を凍りつかせる(!?)ほどの衝撃を与えた主な特別枠を振り返りましょう。

年度アーティスト・企画名注目ポイント
2024NewJeans / 西野カナ世界的アイドルの登場と待望の復帰にSNS騒然
2023クイーン+アダム・ランバート伝説のバンドが紅白に!世代を超えた感動
2022桑田佳祐 feat. 佐野元春など時代を彩ったレジェンドたちの奇跡の集結
2021細野晴臣 / 松平健「マツケンサンバⅡ」がTwitter(現X)を席巻
2020GReeeeNARを駆使した演出

そして今年は星野源さん、玉置浩二さん、松任谷由実さん、矢沢永吉さん、福山雅治さん×B’z稲葉浩志さん、松田聖子さん出場、と豪華すぎる顔ぶれです。

一部では多すぎる!との声もありますが、視聴率低下ばかりが紅白のニュースではないことがわかりますね。

また放送100年を迎える節目に豪華アーティストによるメドレーも!

2025年の大みそかは、テレビの前だけでなく、SNSを片手にこの「歴史的瞬間」をリアルタイムで追いかけるのが正解になりそうですね!