10月24日にお笑いタレントのキンタロー。が自身のＸにポストした高市早苗総理のものまね画像がＳＮＳを中心に炎上が続いています。
コメントの多くは批判的なもので、「この顔芸は流石に今じゃないよ 時期はちゃんと読んだ方がいいよ」「なんかバカにしてる気がする」といったもの。
対して清水ミチコさんのモノマネは「早苗さんは少し太ったのかな…と思って見ていて、最初はモノマネだと気付かなかった」という声まであったほど！その差はどこから？
キンタローの高市早苗モノマネ炎上は「誇張」と「配慮」の壁！
キンタロー。が高市早苗首相のものまねをして批判を受けたのは、政治的な立場や外見を強調する表現が、からかいや人格攻撃と見なされたためです。
キンタロー。は元AKB48の前田敦子さんのものまねで人気になりました。見た目がそっくりというより、特徴をうまくとらえて笑いに変えるスタイルです。
そのため、ときに強引に感じることもあります。過去にもオノ・ヨーコさん、橋本環奈さん、浅田真央さんのものまねで炎上したことがありました。
今回の高市首相のものまねが特に批判を受けたのは、初の女性首相として注目され、支持率も高く、トランプ大統領との会談でも評価を上げていたタイミングだったことが関係しています。
政治的な立場や外見の強調が「からかい」と受け止められたのが原因らしい。
そっくりというより特徴をうまく誇張して笑いに変えるのが彼女の持ち味。
でも、今注目の女性首相をネタにしたことで、タイミング的にも配慮が足りないと感じた人が多かったようです。
批判的なXのコメントは今も続いています。ごく一部を抜粋するとー
《この顔芸は流石に今じゃないよ 時期はちゃんと読んだ方がいいよ》
《国の為に寝る間も惜しんで働いてる方をこんな風に茶化すってどう言うつもり？ あまりにも不愉快だわ》
《これは喜べない。今と言う時期だからやったかもしれないけど失礼すぎます》
《不快極まりない。やって良いことと悪いことの区別もつかんのか？ なんでも弄り倒したらおもろい思ってる時点でオワコンだよ。やりすぎ不快》引用：ピンズバ
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清水ミチコとの違いは？本人公認＆リスペクトの芸風
清水ミチコさんは緻密な観察と本人へのリスペクトを感じさせるクオリティ重視のモノマネで、高市本人から絶賛を受けています。
高市さんは、去年の終わりごろにエックス（SNS）でこう言いました。 「先週、夫が見つけた清水ミチコさんが私のまねをしている動画を見て、大笑いしました。」
一番のポイントは、本人への「リスペクト」だと思います。
清水ミチコさんは、まねする相手の雰囲気や人となりをよく観察して、ユーモアの中にちゃんと愛情を込めています。
だから、見ている側も「悪意がない」と感じられるし、実際に本人が笑って見ていることも多い。
これが“公認芸”といわれる理由ですよね。
一方キンタロー。は、勢いとインパクト重視の芸風。
特徴を思いきり誇張して笑いを取るタイプなので、見る人によっては「やりすぎ？」と感じられることも。
特に、政治家のように注目度の高い人物を題材にすると、ちょっとした表現の差が大きく響いてしまうのでしょう。
どちらが良い悪いという話ではなく、笑いの作り方や届け方の違い。それが「清水ミチコのリスペクト芸」と「キンタロー。のパワー系芸」の対比なのかもしれません。
時代とともに“笑いのさじ加減”も問われるようになっている気がします。
何よりも清水ミチコさんは高市早苗氏のものまねを何年も前から披露しているのです！
清水ミチコさんのものまねは、高市氏本人にも評価されている公認的なもので、親しみを込めた観察とリスペクトからなのです。
清水ミチコさんは流石ですね！
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炎上の分かれ目は「人気のタイミング」と「芸の質」だった！
キンタローのインパクト重視の芸風が、支持熱が高まる時期の高市首相と相性が悪く、「雑さ」が侮辱・軽視と捉えられたことが炎上の原因です。
今の高市首相は、初の女性首相として注目され、トランプ大統領との会談などで国際的にも評価が高まっている時期。
そんなタイミングで政治的な要素や外見を強調するネタを出したことで、「揶揄している」と受け取られた人が多かったようです。
一方で、清水ミチコさんのように観察眼とリスペクトを軸にした芸は、本人にも受け入れられやすく、炎上しにくい安心感があります。
ネタにされる側も「愛がある」と感じるんですよね。
つまり、笑いの技術そのものだけでなく、今誰をどう表現するかという“時勢の読み”も芸の一部。
キンタロー。のパワーある表現力が裏目に出た今回の件は、「笑いの届け方」を考えさせられる出来事でした。
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