ジャングリア沖縄口コミまとめ評判悪いは本当?

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7月25日にオープンした沖縄の話題のテーマパーク「ジャングリア沖縄」。

このジャングリア沖縄のGoogleの口コミ評価が非常に低いことが話題となり、さらに7月30日にはGoogleマップでのレビューが一時的に非表示になるという現象が発生しました。

これに対し、運営側は「当パークは関与しておりません」との声明を発表したとのことです。

低評価は本当なのか?実際のところはどうなのかを、この記事で詳しく見ていきます。

ジャングリア沖縄の星一つの低評価に以下のようなものがあります。

4時間も列に並んでいたのですが、激しい雷雨で乗り物が運休になってしまい、結局何も乗れませんでした。

プレオープンの7月16日に行きました。前日は1500名程度とその日も同じ人数程度かとは思いますが、現代と逆張りでAIや機械化がされておらず、人による運行によりムリムラがあり、待たされることが多い施設。(後略)

入園するまで一時間ほどかかり、朝からサーバーエラーで整理券も取れません。
やっとひとつ取れたと思ったら次また整理券取れるのが三時間後。

引用:ジャングリア沖縄口コミ

以上はどこがどう良くなかったのかが具体的に書かれている口コミですが、以下のように、信憑性のない口コミも多く見受けられました。

別れたい、離婚したいけれど、面倒な手続きはしたくないというなら、パートナーや配偶者を連れて行くのに最適な場所です。(後略)

ゴミのテーマパーク…。

ここに子供を連れて来ないでください。100年後には笑われるでしょう。(後略)

引用:ジャングリア沖縄口コミ

星一つの評価がかなり削除された後の口コミですが、実際に訪れた人の口コミなのか、少し疑わしく感じます。すべてが外国人の口コミというのは、偶然なのでしょうか。

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8月1日時点でのグーグルでの口コミ総数は62件平均は3.7の評価。その半数以上が評価星5つです。そして星1つ評価が4割ほど。

7月30日時点では600件以上の口コミの半数以上が星一つ、4割が星5つ、という極端な数でした

確かに評価がここまでほぼ二つに分かれるのは不自然です、これに関して、低評価爆撃を受けていると、書いている口コミもありました。

明らかにアンチによる低評価爆撃を受けている。星1と星5が極端に多いこのレビュー分布は自然な状態では形成されない。
組織的なレビュー攻撃をGoogle側は調査するべきである。

引用:Echireさんのグーグルジャングリア沖縄口コミ

30日にGoogleマップ口コミを非表示にしたのは、低評価の口コミばかりでグーグルに削除要請をしたのだろう、と思いがちですが、違ったのです!

口コミの大量流入を検知する機能に、自動的にグール側がしてくれた措置なのです!

沖縄県今帰仁村のテーマパーク「ジャングリア沖縄」に関し、インターネット上の地図サービス「グーグルマップ」に寄せられた口コミが閲覧できなくなったことについて、サービスを運営するグーグルは29日の琉球新報の取材に対し、ポリシーに反する不適切な投稿が増加したため削除したと明らかにした。

引用:琉球新報

グーグルには同社の探知システムがポリシー違反の口コミの大量流入を検知する機能があり、「現時点でのさらなる悪用を防ぐため、ここ数日の口コミを削除し、保護措置を適用した」そうです。

グーグルの機能ってすごいですね!

ジャングリア沖縄がXでお知らせしても、琉球新報の取材記事を読む前の人々の中には、ジャングリア沖縄がGoogleに削除要請をしたのだろう、自作自演ではないかという批判がリポストで多く見られました。

その一方で、「これからです、頑張ってください」という声もあり、「これから行こうと思っているので、正直な感想が知りたい」というリポストも多く見受けられました。

今では、ネット上で飲食店やレジャー施設、販売店、さらには病院の口コミまでチェックできるようになりましたが、ひと昔前は人づての口コミに頼るしかなかった時代でした。

パソコンやスマートフォンを使って、誰もが簡単に行こうと思っている場所や利用したいサービスのリアルな口コミを確認できるのですから、利用しない手はありません。

しかし一方で、今回のジャングリア沖縄のように、「誰でもできる」という利点を逆手に取って、「悪用」されることも少なくありません。

かつて、ビッグモーター(現:WECARS〈ウィーカーズ〉)では、社員に都合の良い高評価の口コミばかりを書かせていたという事例もありました。

すべての口コミを鵜呑みにするのは危険です

それでも私たちは、手軽で無料な口コミを瞬時に活用しています。すべての口コミが正しいわけではなく、今回のジャングリア沖縄のように、Googleが適切に判断してくれるわけでもありません。

現在、学校でもSNSやフェイクニュースを正しく見極める方法、つまり「いつ、誰が、どこで」という視点を教えています。詳細に言うと、以下のようになります。

いつ=いつ発信されたものかを確認
ふく複(ふく)数の情報源の確認
えびエビデンス(証拠)の確認。たとえば、科学的な話題なら権威あるジャーナルに引用されているかなど。
はつ発(はつ)行元(媒体)、筆者(発信者)の専門性(信頼性)の確認
ばいバイアスや目的の探求。判断が、自分自身の好みや政治的傾向(イデオロギー)に影響されていないか。発信者の目的は何かーたとえばセールス目的なのか、プロパガンダ(政治的宣伝)なのか、など。

引用:ウソとホントは見分けられるのか

便利な口コミにも言えることです。信じて良いかどうかは、自分自身で判断する時代です。上手に活用しましょう。