ギネス世界記録の「万博おばあちゃん」って何者?職業は?お金持ちなの?

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9月5日、「万博おばあちゃん」として知られる山田外美代さん(76歳)が、通算648日間にわたり万博を訪れた実績により、「万博を最も多く訪れた人物」としてギネス世界記録に認定されました。

山田さんが万博に通うようになったきっかけは、地元・愛知県で開催された2005年の「愛・地球博」です。以来、万博の魅力に引かれ、世界各国で開催される万博に足を運び続けています。

毎日通うって、職業は?お金持ちなの?どうやって滞在費を工面するの?と思いますよね?徹底して工夫しています。

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山田さんは1949年生まれの76歳(1948年生まれという説もあります)。石川県で生まれ、愛知県瀬戸市で育ちました。

職業としては、いわゆる「会社勤め」や「自営業」ではなく、世界各地や地域で開催される万博、または自治体などからの公式な依頼により、PR活動や交流活動を行ってきました。

夫と息子と共に、アパートで質素な生活を送っています。「万博広報観光大使」や「特使」といった肩書きが事実上の活動内容を表していますが、現在は「無職」という扱いになります。

したがって「毎日万博に通う」といっても、豪邸に住み運転手付きの車で通っているわけではなく、地下鉄を利用して通っています。

「愛知に住んでいて、毎日大阪万博に通うの?」と、まず驚きますよね。どういう風にしてるのかというと。


実は今回の大阪・関西万博に毎日通うために、山田さんはご主人と息子さんとともに大阪へ引っ越しました。

大阪のアパートのベランダからは、大屋根リングが見えるそうで、開幕前は毎日その完成を眺めていたといいます。

そして、万博が開幕すると本当に毎日会場へ通っているのです。

万博のチケットについては、ご自身で通期パスを4枚購入したほか、イベントが行われると予想される日には、追加で1日券も購入するなどし、家族3人分あわせて合計90枚のチケットを用意しました

さらに、地元・愛知から大阪への引っ越し費用なども含めると、総額は約300万円にのぼると見込まれており、山田さんの万博への熱意と、日ごろの節約や工夫の様子がうかがえます。

海外で万博が開催される際には、その開催都市ごとにアパートを借りて長期滞在するというスタイルをとっています。


そうして現地に滞在しながら、上海万博、韓国・麗水万博、イタリア・ミラノ万博、カザフスタン・アスタナ万博、UAEドバイ万博など、世界中の万博に皆勤してきました!

半年間の皆勤は、今後の山田さんの生活にとっても、大きな生きがいとなることでしょう。

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2005年、愛知県で開催された「愛・地球博」。
その全185日間を皆勤で通い続けたことが、「万博おばあちゃん」山田外美代の始まりでした。

世界中の万博を追いかけ、上海、韓国・麗水、イタリア・ミラノ、カザフスタン・アスタナ、UAEドバイなど、どの万博にも毎日通い詰めてきました。

現地では「また来てるの!?」と驚かれることもあったそうです、スタッフの皆さんともすっかり顔なじみになり、温かく迎えてくださることが本当にうれしいです、と語っています。

そして今、2025年の大阪・関西万博でも、もちろん皆勤賞に挑戦中!
山田さんはそのために、大阪市住之江区へ引っ越して、通いやすい環境を整えます。
移動の時間も体力も節約して、毎日元気に会場へ通う毎日です。

これまでの経験を活かして、PR活動や観光・広報大使としても活動中。
会場内では、各国のパビリオンスタッフとも積極的に交流し、笑顔と言葉を交わすことが私の元気の源です。

また、大阪・関西万博の誘致活動のときから関わり、今も地域行事や子どもたちへの体験活動、国際交流イベントにも積極的に参加しています。たくさんの方に万博の魅力を知ってもらえるよう、できることをコツコツ続けています。

大阪万博も、もうすぐ皆勤達成!
これからも、万博を通じてたくさんの人と出会い、学び、つながっていけたら嬉しいです。

76歳という年齢で毎日万博通いって大変じゃないの?と思いますよね?

山田さんもかっては何度も大きな病気をしたようです。

テレビのインタビューで語っていたのですが、山田さんは2005年に「愛・地球博」が始まるまでは、病院に通う日々を送っており、これまでに何度も手術を受けてきたそうです。

ところが、万博に通い始めてからというもの、毎日会場に足を運ぶうちに体調がみるみるうちに改善され、血液検査では甲状腺の数値も非常に良好になったといいます。

主治医からも、「これからも毎日万博に通うように、頑張ってください」と言われたそうです。

世界中の人々との交流が、山田さんにとって心と体のエネルギー源となり、万博通いが健康維持の秘訣になっているんですね。広い会場を毎日歩き回るのですから、それだけでも良い運動になります。

また、健康を保つために、気の合う友人と一緒に「老いを学ぶ教室(老リ教室)」に通ったり、繕い物や手作業で心を落ち着ける時間を持ち、和食中心の食生活で体を温めることを意識しているそうです。

こうした食生活の工夫が、この夏の猛暑を乗り切る秘訣になったのかもしれませんね

2025年大阪・関西万博では、すでに全パビリオンを制覇!
各国のスタッフにも温かく迎えられ、これまでに公式セレモニーにも参加しています。
閉会式では、山田さんからのご挨拶があるかもしれませんね。

また、山田さんは万博観光広報大使や地域広報大使としても活躍しており、次世代の子どもたちに向けた体験推進や、万博をテーマにした「遊び」イベントなどでも積極的に活動を行っています。

そして、通算648日間にわたって万博に来場した記録が認められ、ギネス世界記録にも認定されました!

万博を心から愛し、人生をかけてその魅力や価値を人々に伝え続ける「元気の象徴」ともいえる人物です。これからもギネス認定をきっかけに更なる活躍の場が増えるでしょう。例えば・・・

76歳という年齢でのギネス認定、これからも世界の万博を生き生きと歩く山田さんの姿が思い浮かびます、今後もお元気で万博皆勤を続けてほしいですね!