ばけばけで主演を演じるトミー・バストウってどんな人?日本語が堪能な理由は?

エンタメ

2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』でヒロインの夫・ヘブン役で出演が決まってるトミー・バストウさん。

主演のトミー・バストウさんはこれまでにもテレビシリーズ『SHOGUN 将軍』にも出演してきました。

どんな人なの?職業は、家族は、について調べました。

トミー・バストウさんは1991年8月26日生まれの34歳、イギリス出身の俳優・ミュージシャンでバンド「FranKo(英語版)」のリードボーカルです。

シティ・オブ・ロンドン・フリーメンズ・スクール(英語版)に通い、その後、クロイドンにある舞台芸術専門の州立学校ブリット・スクール(英語版)に転校。

ドラマ・センター・ロンドン(英語版)で演技学士(BA Acting)の学位を取得して卒業しています。

俳優になりたいと思ったきっかけは、父親と一緒に『時計じかけのオレンジ』、『パルプ・フィクション』、『アメリカン・サイコ』などの映画を観て、俳優の演技に感銘を受けたことがきっかけで俳優の道を目指します。

13歳の時から、BT(イギリス・ロンドンに本社を置く大手電気通信事業者)の広告に何度か出演。

2008年 映画『ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日』

2008年 ドラマ『THE CROSSING/未来からの漂流者』

2018年 ドラマ『SHOGUN 将軍』(24年)では日本語の堪能なポルトガル人司祭を演じました。

子どもの頃から父親に世界中の名画を見せてもらっていた中で、特に黒澤明の映画に惹かれるようになったそうです。『用心棒』や『羅生門』などに強く心を動かされ、「昔の映画は渋いですね」と語っています。

日本の古い映画や文化に興味を持ち、武士道にも魅了されるようになったことが大きなきっかけとなり、10年ほど前から独学で日本語の勉強を始めました。千葉や東京で半年間のホームステイも経験しています。

『SHOGUN 将軍』のインタビューでは、日本人スタッフに囲まれて仕事をする中で、自分の日本語力がまだまだだと痛感したそうです。


その思いから、「やるべきことがまだたくさんある」と感じ、撮影のない日は1日8時間、ひたすら勉強に打ち込んでいたといいます。

その努力が、朝ドラへの出演につながったのでしょう。

『ばけばけ』への出演が決まった際のインタビューでも、
「今は敬語を勉強しています。一番難しい表現は『変更させていただけないかと思い、メールいたしました』という敬語です。もっと話せるように、毎日しっかり勉強しています

インタビューの際も、通訳は必要とせず、流暢な日本語で語られたそうです。立派にプロですね。


と語っており、これからも努力を重ねていく姿勢が伝わってきます。

2025年で34歳になるトミー・バストウさんは、現在独身です。日本語がとても堪能なため、「家族に日本人がいるのかな?」と思ってしまう方もいるかもしれませんね。

現在、交際中の恋人がいるのかどうかなど、プライベートについてはあまり語らない方なので、詳しいことは一切わかっていません。

朝ドラの撮影で半年間にわたり松江に滞在するトミー・バストウさんは、そのことについて聞かれ、次のように語っています。

「関西は2回来たことがあります。USJ=ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや京都に行きました。何よりもラーメンが大好きです。お酒も飲んでみたいし、たこ焼きや神戸牛を食べたいと思います。小泉夫婦のゆかりのある所に聖地巡礼してみたいです」

引用:NHK

と語っています。半年間の日本滞在中には、現地の人々と親しくなることもあるのかもしれません。日本語が堪能で、日本文化への深い愛情を持つトミー・バストウさんなら、そういったことも十分あり得るでしょう。

今後の嬉しいニュースに期待したいですね。