今でこそ独特のオーラを放つ美輪明宏さんですが、若い頃の姿が「異次元のイケメン」とネットで大注目されています。
あの文豪・三島由紀夫をも虜にしたという伝説の美貌とは一体どんなものだったのか?
今回は、時代を超えて人々を魅了する美しい画像や逸話をまとめました。
美輪明宏が「丸山明宏」として見せた若い頃の異次元なイケメンぶり
「神武以来の美少年」――丸山明宏時代の美輪明宏は規格外の美貌だったのです!
1952年(昭和27年)、銀座のシャンソン喫茶「銀巴里」でデビューした当時17歳の丸山明宏さん(現・美輪明宏)は、「神武以来の美少年」と称されるほどの日本人離れした美貌で世間に衝撃を与えたました。


両親はどちらも純粋な日本人だが、ハーフと見まごうほどの彫りの深い顔立ちでした。
デビューから「メケメケ」ヒットまで
15歳で上京した丸山明宏さんは、銀座のシャンソン喫茶に貼られた「美少年歌手募集」の張り紙をきっかけに歌手活動を開始。
デビュー後はそのハーフ顔でイケメンな顔立ちから「美少年!」と取り上げられ、全国的に丸山明宏という名が広まっていきました。

20代にはシャンソン曲「メケメケ」の日本語カバーが大ヒットし、一躍有名人となりました。
三島由紀夫が「天上界の美」と絶賛――「黒蜥蜴」のキスシーンに込められた意味
文豪・三島由紀夫は丸山明宏さんの美しさを「天上界の美」と呼びましだ。
三島由紀夫は銀巴里に通いつめ、1968年には自ら脚本を手がけた舞台「黒蜥蜴」に美輪を起用しました。
三島由紀夫は、1968年に公開された深作欣二監督の映画『黒蜥蜴』に「日本(または世界の)生きた彫刻」役として特別出演しました。
劇中の「人間の彫刻」に扮するカメオ出演的な役どころで、独特の存在感を残しています。
映画版『黒蜥蜴』(1968年公開)において、美輪明宏(主演・黒蜥蜴役)と三島由紀夫(人質の剥製役)のキスシーンは実際にありました。
このシーンには以下のようなエピソードがあります。
- 出演の条件: 三島由紀夫自身が「君の欠点は、僕に惚れないことだ」と公言するほど美輪を熱愛しており、台詞のない「黒蜥蜴にコレクションされた人間の剥製(人質)」役を引き受けたのは、このキスシーンがあったためだと言われています。
- 撮影の裏話: 最初のリハーサルで美輪が寸止めをしたところ、三島が「何故しないの?」と不満を漏らしたため、本番では本当にキスをしたという有名なエピソードが残っています。
三島自身が戯曲を手掛け、自ら熱望して出演した伝説的なシーンとして知られています。


その後、1971年に本名の「丸山明宏」から「美輪明宏」へと改名しました。
三島由紀夫が美輪明宏の美しさに惚れ込み「天井から吊るしたい」と絶賛した理由
三島由紀夫が美輪明宏さんを「天上界の美」と呼び惚れ込んだのです。
三島由紀夫は、美輪明宏(当時・丸山明宏)と16歳の頃に銀座の喫茶店で出会って以降、10年以上の交友関係を続け、「天上界の美」というキャッチフレーズで美輪を後押します。

三島が惚れ込んだ背景のひとつは、美輪さんの対等な姿勢にありました。
美輪さんは貧しかった時期にも「アーティストとして三島と同じ列に並びたい」と考え、借金を申し出ることを意図的に避けていました。
それを知った三島は椅子を立ち、「そんなに僕のことを買い被ってくれてどうもありがとう」と真顔でお辞儀したそうです。
「俺に惚れないことが最大の欠点だ」
三島は美輪さんに「95パーセントの長所があるが、その5パーセントの短所が全てを吹き飛ばす。その欠点とは、俺に惚れないことだ」と語りました。
美輪さんが断ると三島さんは、「雨の日に傘を差してひとり帰る俺の後ろ姿を想像してみろ。
惚れたくなるほどかわいそうだ」と返し、二人で大笑いしたそうです。
死の1週間前に300本のバラ
「天井から吊るしたい」発言の出典は確認されていません
三島は自決の1週間前、美輪の楽屋に真っ赤なバラ約300本を抱えて正装で現れ、「もう君の楽屋には来ないからね」と言い残したのが最後の会話となりました。
「天井から吊るしたい」という過激とも言える賛辞は、単なる所有欲ではありません。
それは、時間の経過とともに衰えゆく生身の人間としてではなく、「永遠に色褪せない完璧なオブジェ(芸術品)」としてその美を固定し、崇め奉りたいという、三島特有の美学と偏愛が凝縮された究極の求愛行動だったのです。
美輪明宏のビジュアルが現代のSNSでも「国宝級イケメン」と騒がれる背景
美輪明宏の若い頃の写真がSNSで拡散し続ける理由――その美貌が「別次元」と言われる3つの根拠は?
SNSでは今も美輪明宏の若い頃の写真が定期的に話題になります。
2023年1月にはXで「美輪明宏の若い頃は別次元すぎる」という投稿が注目を集めました。
また国宝級イケメン」という言葉が美輪明宏に対し広く使われているかについては、確認されていません。
純日本人なのにハーフに見える
両親はどちらも日本人だが、その顔立ちは日本人離れしており、当時はハーフが少なかったため、はっきりとした顔立ちのイケメンは日本国内で非常に目立ちました。。
国籍・年齢・性別が不詳の謎の美少年「丸山明宏」として人気を獲得していきました。
「実写版ジョジョ」「GACKTに似ている」――現代のコンテンツと重なることで若い世代に再発見される
2024年6月にはXで「若い頃の美輪明宏、いつ見ても実写版ジョジョ感がすごい」という投稿がされ、同年2月には「昔の美輪明宏、GACKTみたいだな」という声も上がりました。
「ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン」の主人公のモデルが美輪明宏であるという噂もあります。
ただし、これは荒木飛呂彦本人による公式確認はされていません。
美輪明宏さんという存在は、時代を超えて人々を魅了し続けています。
その美貌も、生き様も、言葉も――すべてが本物だからこそ、今もSNSで語り継がれるのでしょう。
ご冥福をお祈りします 。
