春の大掃除をしよう!ほこりも花粉も油汚れも一掃して気持ちよく!

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大掃除というと年末にするもの、というイメージですが、春こそ大掃除に最適です。

空気が温かくなり、身体を動かすのが楽に感じる春、冬の間にほこりにまみれた暖房器具や油汚れが気温の上昇とともに落としやすくなる、といいことだらけなのが春の大掃除です!

大掃除なら年に一度12月下旬頃、新年をきれいな家で迎えるためにすればいいのでは?と思う人も多いでしょう。

ところが!欧米やアジアでも大掃除をするのは春、という考えが一般的です。

冬の大掃除は寒さから動くのが億劫になる、水や空気が冷たい、油汚れは寒さで固まり、落としにくい・・・

不要なモノは捨てて、整理整頓をして住まいを整える、新年度が始まる春こそ、大掃除に適しているのです。

そして、何よりも住まいを快適に保つためには、年末の大掃除から3か月が経ち、またほこりがたまってきた春です。

春なら、気温の上昇と共に冬は落としにくかった油汚れも落としやすくなり、窓を開け放ち、換気をしながら掃除ができます。

まずは外からの気を取り入れる窓をきれいにしましょう。春なら空気も温かいので思い切り窓を開け放って窓ふきが出来ます。

窓ふきには洗剤は不要です、水をかけて、スクイーザーや雑巾で拭きましょう、十分汚れは落ちます、

カーテンも洗いましょう、天気がいい日は風も適度に吹き、すっきりと乾きます。干場がない時はレースのカーテンなら短時間の脱水の後、吊るしておけば乾きます。

台所の掃除と言えば換気扇とコンロ回り、冬と違い気温が上がる春は油汚れも落としやすくなります。

換気扇のファンは中性洗剤をお湯に入れた洗剤液に入れておけば簡単に汚れが落とせます。フィルターもお湯をかけたあとに、洗剤をつけてこすれば油汚れが落とせます。

お風呂場やキッチンのシンクの水回りのお掃除、空気が乾燥している春こそお掃除に適しています。すぐに乾くからです!

湿度が高くなる初夏や梅雨の時期には水回りの掃除は敵していません、水回りの掃除で重要なのは掃除が終わった後に、水分をしっかり除くことです、水分が残るとホコリを再び寄せ付けてしまいます。

シンクや蛇口の水垢にはクエン酸を溶かしてスプレーし、1時間ほど放置して洗い流しましょう。

ぬめりやカビは漂白剤で、焦げ付きや油汚れには重曹とセスキ炭酸ソーダで落とせます。

キッチンの汚れはほおっておくとがんこで落とせなくなりますから、気が付いた時にこまめにするのを習慣づけましょう。重曹とセスキ炭酸ソーダを溶かしたスプレーをたっぷり吹き付けて、拭くで日々の汚れを落とすのが理想ですが,がんこなこびりつきには放置時間を長くしてからふき取りましょう。

トイレの掃除にはクエン酸スプレーで。トイレは便器だけでなく、便座、換気扇、ペーパーホルダー、ウォシュレット、床、壁等様々なところがアンモニア臭の元になります。

クエン酸スプレーで上から、奥から拭いておきましょう。便器の奥の方は古歯ブラシが便利です。

長い冬の間使ってきた暖房器具や加湿器のお手入れも忘れずにしましょう。

フィルターは外して洗い、タンクは汚れを拭きとりましょう。方法は取扱説明書に架かれています。

暖房器具や加湿器はそのままにして置くと、菌が増殖し、カビが生えることもあります。

菌やカビは人体に影響を与え、健康に被害をもたらすこともあるので注意が必要です。

春の大掃除は衣替えの時期とも重なります。思いコートやマフラー、手袋などの暖房着の手入れと共にクローゼット内も掃除しましょう。

春服、夏服も全て取り出し、1年着なかったものは、売ったり、人に譲ったり、捨てるなりして処分しましょう。

秋冬物でクリーニング・自宅で洗うものを整頓してクローゼットの掃除もしておけば完了です。

春の大掃除について書いてきましたが、春に大掃除しておけば、湿度が上がり、気温も上昇する夏の掃除が楽になります。

掃除はこまめにしておけば次が楽になるので、季節ごとの大掃除が理想なのです。

お風呂場は使うたびに水を拭きとればカビの原因にはなりませんし、キッチンも毎日夜にコンロ回りを拭いておけば、油汚れが固まることもなく、カーテンも数か月に一度洗えば、ふと触ったときにほこりで手が汚れることもありません。

日々のこまめな掃除でキレイをたもちましょう。